【採択決定!】「メタバース子どもの居場所」事業が、島根県SDSIC補助金に採択されました!~石見から始まる、デジタルで誰も置き去りにしない未来へ~
- ikedasyouten2022
- 9月29日
- 読了時間: 2分

この度、私たち一般社団法人 石見地域循環共生協議会(LC3)が、特定非営利活動法人いわみの子供の居場所を創る会と連携して申請した「不登校・ひきこもり支援のDX化!メタバース居場所構築事業」が、令和7年度「しまねデジタルソーシャルイノベーションチャレンジ(SDSIC)」補助金事業に採択されましたことを、ご報告いたします。
■ 島根県の深刻な課題に、デジタルで挑む
最新の調査では、島根県の不登校児童生徒数は全国でも高い水準にあり、ここ石見地域も例外ではありません。学校に行きたくても行けない子どもたち、そして誰にも相談できずに孤立しがちなご家族にとって、既存の支援だけでは埋められない、地理的・心理的な高いハードルが存在していました。
この深刻な社会課題に対し、私たちは**メタバース(仮想空間)というデジタル技術を活用することで、「誰もが自宅から、匿名で、安心してアクセスできるオンライン上の安全なサードプレイス(居場所)」を創出します。
■ LC3が繋ぐ、専門性と地域連携のハイブリッド支援
本事業は、長年にわたり不登校・ひきこもり支援に取り組んでこられた**NPO法人いわみの子供の居場所を創る会の専門的な知見と、私たち**LC3が持つ広域的なネットワーク**を掛け合わせた、これまでにないハイブリッドな支援モデルです。
**メタバース空間で何ができるの?
【学ぶ】: 専門の学習支援員による個別学習サポート
【話す】: 臨床心理士等の専門家によるカウンセリング
【繋がる】: 同じ悩みを持つ仲間とアバターで交流できるラウンジや、eスポーツ等のオンラインイベント
LC3は、このプロジェクト全体の運営をサポートすると共に、学校、行政、医療機関といった地域の多様な関係機関との連携を促進し、この取り組みが単なる一つのNPOの活動で終わるのではなく、地域全体で子どもたちを支える新しい仕組みへと発展するよう、伴走支援を行ってまいります。
■ 石見から、島根の未来のモデルを
今回の採択は、LC3が掲げる「DXの力で、誰一人取り残さないレジリエントな共助社会を創る」というビジョンの、具体的で力強い第一歩です。
私たちは、この事業を必ず成功させ、ここで得られたノウハウや成果を**「石見モデル」**として体系化し、将来的には島根県内の他の地域にも展開していくことを目指します。
この挑戦は、まだ始まったばかりです。石見地域の子どもたち、そしてそのご家族が、再び社会と繋がり、希望を取り戻すためのこの重要なプロジェクトに、皆様の温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。




コメント